外壁塗装の適正価格-業者によって金額が違う理由とは?

 今回は外壁塗装の適正価格と業者によって金額が違う理由についてお教えします。相見積もりなど検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

外壁塗装の適正価格とは

 そもそも適正価格とは何でしょうか?一般的に適正価格とは、他社との競争の中で自社が選ばれかつ自社の利益が確保できる金額のことを指します。言い換えると、価格が高すぎると競争の中で選ばれず、安すぎると自社の利益が確保できない。つまり業者が自社の利益が確保できる金額の中で、他社よりも安くあるいは他社と同等の価格を設定し提供することで競争が生まれます。その結果として、選ばれた業者の価格が消費者にとっての適正価格となっていくのです。

 では、外壁塗装においての適正価格とは何でしょうか?実は外壁塗装業界は適正価格という考え方がとても難しい業界です。まず外壁塗装工事は商品ではなくサービスであるため、決まった定価がありません。そして工事を請け負う業者の形態は、ハウスメーカーや工務店、リフォーム業者、私たちのような塗装専門店など幅広く、それぞれスタイルや特徴が違うので金額もバラバラであるという傾向があります。なので外壁塗装の適正価格はいくらぐらいと決まっているものではなく、工事に対する考え方や業者選びの基準によって大きく変わってくるのです。

どこで金額の差が出る?

 前述の通り、塗装工事を請け負う業者の形態は様々で金額にも大きく差が出ることがあります。では具体的にどこで差が出てくるのでしょうか?以下4つのパターンで考えてみましょう。

ハウスメーカーや工務店の金額

 大手ハウスメーカーや工務店の場合、外壁塗装工事は基本的に下請け業者に発注することになります。下請け業者も1次下請け、2次下請け、場合によっては3次4次と細かく枝分かれしていきます。当然そこには中間マージンがそれぞれ発生し、自ずと工事金額は高くなる傾向があります。また大手であればあるほど、CMをはじめとする広告宣伝費などに多く費やすため、利益を確保するための最低価格も自ずと高くなっていきます。塗装工事の質に関しては、発注する下請け業者の質次第なので何とも言えないところですが、長期のメーカー保証やメンテナンスという面からコストを考えると決して高くないという考え方もあります。

リフォーム業者の金額

 塗装の自社職人がいる場合は別ですが、基本的にリフォーム業者も塗装工事は下請け業者に発注するケースが多いです。そのため中間マージンが発生しますが、ハウスメーカーや工務店ほど高くはなりません。一方で塗装工事以外の工事も一緒に頼めるという面からコストを考えると、決して高すぎることはないという考え方もあります。

訪問販売の塗装リフォーム業者の金額

 一般的に訪問販売のリフォーム業者は金額が高い傾向にあります。その理由としては、まずは下請け業者が施工を行うことによる中間マージン、複数の営業マンの人件費と遠方や他地域から来ることが多いのでその交通費などが挙げられます。また全ての訪問販売業者がそうとは限りませんが、必要以上に利益を上乗せする傾向があるのも事実です。訪問販売業者は工数が多くかかる反面契約率が低いので、1件単価を上げざるを得ない事情があるのかもしれませんが。。。。特に「今すぐやらないと大変なことになりますよ!」と危機感を煽ってくる訪問販売業者には注意が必要です。

塗装専門店の金額

塗装専門店の工事金額は、上記3つの業者に比べて安い傾向にあります。塗装専門店の場合自社職人を抱えている業者が多く、中間マージンが発生しないことから比較的安価な工事単価でお客様に提供することができます。また工事の質も、教育が行き届いた自社職人による施工という点では安心ですし、自社保証も付けることができます。

 以上が、外壁塗装の適正価格についてとなります。価格ももちろん大切ですが、最終的にはどのような業者なら信用できるかどのような塗装工事にしたいかが業者選びの最も重要な決め手になると思います。2、3社相見積もりをとることであなたの最適な塗装業者が見つかるかもしれません。外壁塗装を検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。ちょっとでも気になることがある場合は、住まいのプロである私たちにお任せください。どんな些細なことでも何でもご相談ください♪

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