外壁塗装の保証とは?-メーカー保証と自社保証の違い
2021年11月23日
今回は、外壁塗装の保証についてお話します。
- ・保証の種類
- ・メーカー保証とは?
- ・自社保証とは?
- ・保証の条件
保証の種類
家電製品や自動車の様に外壁塗装にも「保証」というものがあり、工事完了後にその内容を記した「保証書」が発行されます。
家電製品や自動車の保証は一般的に製品保証なのに対して、外壁塗装の保証は塗料の製品保証と塗装店の施工保証の大きく2種類があります。
メーカー保証とは?
メーカー保証とは、前述の製品保証にあたります。
万が一不良品を塗装店に出荷してしまった場合は、その費用を保証するというものです。
実際に不良品塗料で施工をすると数年以内に塗膜剥離などを引き起こす可能性があります。
施工に自体になんら問題が無ければ原因は不良品塗料であるということになり、メーカー保証が受けられます。
メーカー保証の中には一部施工保証も含まれている場合もありますが、基本的には製品保証となります。
しかしここで注意しなければならないのは、全てのメーカー、全ての塗料に製品保証があるわけではないということです。
例えば日本ペイントの塗料の一部はメーカー保証がありますが、関西ペイントやエスケー化研の塗料にはメーカー保証がありません。
しかもメーカー保証がある場合でも、瑕疵があったという検証や基準が厳しく、保証が適用されるまで時間がかかったり場合によっては適用されないというケースもあるそうです。
以上の理由から、外壁塗装においてはメーカー保証はあまり使われないと言えます。
自社保証とは?
自社保証とは、前述の施工保証にあたります。
例えば、いくら良い塗料を使用しても塗装をする職人がしかるべき工程を踏まなかったり、下地処理や本来の塗り回数を怠ったりした場合、数年以内に塗膜剥離などを引き起こす可能性があります。
その際施工をした職人の責任を負い塗装店が、問題箇所を無償でお直しするというのが自社保証であり、その適用期間を保証期間と呼びます。
保証の条件
保証の違いについては上記でお話しましたが、次に保証の条件についてお話します。
一般的に保証をする劣化や損傷の対象としては「塗膜剥離」のみになります。
もちろん急激な色褪せやツヤ引きに関しては保証する場合がありますが、一般的にそれらは経年劣化として扱われ保証対象外となります。
逆に数年以内に塗膜剥離を引き起こした場合には、製品不良または施工不良によるものと考えられるため保証が適用されるのです。
またその他にも、一般的に屋根に関しては保証適用外であったり、自然災害による損傷や元の素地の劣化が原因で起こる膨れや剥離に関しては保証対象外となることがあるので注意が必要です。
必ず保証内容については塗装店と確認をし、保証書に明記してもらうようにしましょう。
以上、外壁塗装の保証についてとなります。
ちなみに山村塗装店の自社保証は最長14年(プランによって違います)。
これは自社職人による施工に対しての自信の表れ、この先3代目が控えている会社としての自信の表れであるとご理解ください。
外壁塗装検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。
ご相談・お問い合わせは山村塗装店まで
0532-48-0779